私は２歳の時に２年間の約束で仙台から京都に来ました。２年後には仙台の幼稚園に行く予定でしたが叶いませんでした。
　そして私は京都の幼稚園・小学校・中学校を卒業し現在高校生活を満喫しています。京都は勉学をする環境がとても良く友達も沢山できました。
　私はもう少しで１８歳の大人の女性になります。
　両親が早く故郷へ帰る事が出来るよう宮城県の大学へ行くことに決めました。報告した１年間仙台へ帰るべきなのかを悩み続けホームページを更新しない優柔不断な父を見てちょっとドン引き・・・。　
　
　父の勤めていた会社は今はありませんが、何もないところから茶道具さくらで１０年間不眠不休で働き続けた父をとても尊敬しています。
　ポケットにあった７円を１０年間使わずに、お小遣いが無い１０年間、毎日３食梅干しご飯と泥水をすすり、もらったスーツを毎日着て、出張に行っても車中泊、１人も友達がいない京都で１６年の間一生懸命働いた父に感謝しています。
　毎日梅干しご飯しか食べていないのに太ってコレステロールが増えすぎた父が、夜な夜な甘いものを食しているのを見た時はあきれて言葉が出ませんでした。
　
　もう数か月で京都を離れることになりますが１６年の間無事に過ごしてこれたのは京都で出会った全ての人々のおかげと強く思っています。
　京都で出会った皆さま・長い付き合いのカタログ郵送先の皆さま・父の茶道具さくらヤフーオークションをご利用いただいている皆様・茶道具さくらのお店にご来店いただいた皆様・BASEショップやその他SNSをご利用いただいた皆さま・・・この世の全てに感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。さようなら京都・・・そしてお父さんありがとう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と、娘が思ってればいいなあぁぁ

私は２年の約束で仙台から来ました。まさか私が仙台と言うか宮城県から出るとは考えもしていませんでした。私は育った地元が大好きでした。「さようなら燕沢」最初の分岐点でした。

　知人が一人も居なく右も左も分からない京都、２歳の小さな子供と近くにあった公園へ行きました。そこで出会ったのが２回目の分岐点でした。

　小さかった子供はあっという間にJKになりました。身長はお決まりのように私より大きくなりました。そしてJK娘が言いました「仙台の大学に行く」３回目の分岐点です。

　数か月後に私は仙台に戻り田舎に戻り元の生活に戻ります。京都は車の運転をしない私にとって近くにスーパーがたくさんある暮らしやすい良いところでした。
　２回目の分岐点での家族との出会い。同じ年の娘を連れていた不安な私に話しかけてくれてありがとう。京都で出来た初めての私の友達と娘の友達。いなければさみしい京都生活になっていたと思います。「ありがとう」

　私は家でゆっくり過ごすことが一番の幸せ。アウトドア派のあなたは５８kg。友達のいないあなたは一生懸命働いてくれましたね。茶道具さくらになってからは地獄の日々だったと思います。夜は寝ず働いてポケットには7円。財布に小遣いを入れても即日空にしていましたね。まるで7円を維持しているように。夜な夜なチャーハンを作り電子ジャーを空にして娘に「梅干しとご飯で幸せだよ」と言っているあなたにドン引きしていました。そして娘が学校に行っている朝から昼に爆睡でしたね。さらに、あなたはさらなる高みへ88kgおめでとう。横にすれば∞ｋｇ狙ったの？

　もらった靴とネクタイ・カバンで仕事ばかりしたあなたには感謝しています。仙台に帰ったらお小遣いをたくさんあげましょう。たくさん・それはもうたくさんあげましょう・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・と妻が思っていればいいなぁ。